内村が個人総合で優勝。すべての演技に高い質を感じました。すばらしかったですが、やっぱり実況はミンポーの人。もうオリンピックへの興味を失っているマイク松ですこんにちは。リオデジャネイロはもうNHKだけでやってほしいです。こんなんじゃNHKみてる意味ない。
さてそんなときにも実はプロ野球はやってるんですよね。今JSPORTSの野球好きニュースで、「野球好きニュースはオリンピックは一切伝えません!」と宣言していて、好感が持てました。
そしてなんだか最近サンテレビのハンシン戦が多いなあと思っていたら、そういえば普通のミンポーはオリンピックをしているんでした。こういうときこそオレたちのサンテレビの出番や!
最近のハンシンはここまで3連勝していて、サンテレビ実況陣も若干元気を回復してきた様子。加えて今日は秘密兵器を用意していたのです。
ち び っ こ 解 説 者
なぜか特別実況席に、インカムをつけたちびっこを解説者として呼んで、ときどき会話を振るのです。小学生ですよ。しかしまあがんがん笑いをとりにいくまではなくとも、よく考えて的確なコメントを結構してくるのです。こうやって関西の笑いやハンシン中心の野球観を学んでいくのです。英才教育ですよ。
そういえば以前ウォーキング中に小学校の運動会に遭遇したのですが、小学生のやる実況が「赤早い」「白がんばれ」くらいしかレパートリーがなく、憤慨した覚えがあります。『ぼくらの七日間戦争』の天野のように、マニアックな実況をどんどん繰り出していけばいいのにと思いましたが、サンテレビはそんな小学生を公共の電波と本物の試合を使って育てているのです。もはや文化です。
でもサンテレビも伊達や酔狂で小学生を育成しているわけではないのです。今日のこの小学生はどうも、見に来ているときは8戦8勝らしいのです。その縁起を担いでの起用。まさに暗黒時代という感じに見えますが、そんな験担ぎもむなしく、なぜかロマンに初完封を喫してしまいました。
もはやアライさん(兄)の凡退の仕方は様式美ですよね。土俵入りのような洗練された三振や、横綱相撲のような盤石のゲッツー。客が呼べる、金が取れる凡退といえるでしょう。
まあなにはともあれ敗れたわけですが、実況が最後にその小学生にたいがーす激励の言葉を求めてみました。小学生はしばらく考えたあと、こういいました。
「勝ってほしいですね」
これがまたすごい、大人の玄人のハンシンファンのイントネーションでいってくるわけですよ。しかも「(とにかく)勝ってほしいですね(何はともあれ)」みたいなのを言外に匂わせる高等技術。さすが勝ち運を持ってる人の言葉は違いますね。僕らもああいうイントネーション身につけたいです。
でも多少実況陣が元気になっててよかった。多少ですが。ロンドンではオリンピックをやってますが、甲子園ではいつでも虎の祭典をやってるわけですからね。暗黒ですが。ということでがんばれサンテレビ!
こんにちは!
マイクさん、体操男子個人総合の実況は、ミンポーの人でしたが西岡さんだったじゃないですか!
全日本フィギュアの男子シングルでおなじみの。
解説はアテネ五輪のキャプテン・米田さんで。
米田さんの「いいですねえ」が素敵だったじゃありませんか。
西岡さん、ちょっとテンションあがってしまっておりましたけど、そんなにひどい実況じゃなかったと思いますよ。
勉強もきちんとされてましたし。
そんながっかりしないでくださいー!
ゆみさままさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いやー西岡さんはもちろん及第点ですし、ほかよりもいいのはわかるんですが、どうしても刈屋っちと比較してしまうので。
でも西岡さんよく勉強されてましたね。すぐ技の名前とかでてきてました。