いままでありがとう、吉田正尚。これはもう現代の「かさこじぞう」レベルのお話

サッカーワールドカップ、盛り上がってますね。サッカーはほとんどわからないなりに結果を追いかけて楽しんでいます。ないと思いますが、もし決勝がモロッコ対クロアチアになったりしたらどうなるんやろ。プロ野球で例えると2010年の中日対ロッテみたいな感じですかね。あれは最初こそ誰が見るんやみたいな感じでしたが、ドラマが次々起こってすごく盛り上がったなと思い出す富井です。

そんなこんなで少し前の話題になってしまいますが、オリックの至宝・吉田正尚がレッドソックスとの契約に合意したと発表がありました。ポスティングの期間が始まって速攻の合意です。5年9000万ドル。昨年の鈴木誠也を抜き、日本人野手最高金額での契約ということです。すごいことですよね。

これだけ早く契約したということはずっと前からレッドソックスが吉田を調査していたということ。ポイントは三振の少なさらしいですが、さすが目の付け所が素晴らしい。足が遅い、守備がだめなんていう評価もありますが、実際に見てきたファンからするとそれは欠点というほどではありませんでした。そりゃ守備がいいとか、肩がイチロー並みとかそういうことではありませんが、そつなくこなします。頭が良いし、真面目なので吉田の守備が起点になって2点、3点とられるとかあまり記憶にないんです。走塁もアウトになるのは打てない方が悪いわーみたいな場面が多いです。それに、オリックでは終盤の大事なところは代走ボーイズという走塁・守備専門を出すのでね。レッドソックスも代走ボーイズを検討してるんじゃないですかね。「Daiso Boys」これ、試験に出ます。

それよりすごいのは、吉田に払ったオリックの総年俸が11億ちょっとにもかかわらず、ポスティングで21億6000万円入ってくることです。吉田正尚は優勝させて、マッチョマンの応援グッズ(ダンベルとか)売って、総年俸より高いお金を球団に入れてくれる。もう「かさこじぞう」ぐらいのお話です。願わくばMLBで活躍した後、オリックに戻ってきて数年プレーして引退試合して欲しい。それを期待しております。いつまでも待ってますから。

MLB、楽しんでプレーしてきて下さいね。

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