フィラデルフィア・フィリーズのメンバーのひげ面率が異常に高くて「みんな和田義盛だな」と思った富井です。鎌倉殿の13人もいよいよ佳境ですね。
日本シリーズも佳境ですが、2勝2敗1分で神宮に戻ってくると誰が予想したでしょう。先発はヤクルトが小川、オリックが山崎福也。福也はインタビューに「日本シリーズで2回も登板できてうれしい」と嬉々として答えてます。プレッシャーのかかる一番にこれだけ嬉しがれるのはすごい。DHも無いからこれだけ喜んでいるのかもしれませんが、今回一番楽しんでいる人が投げるので私も楽しみになってきました。
楽しみといえばワールドシリーズが始まったのですが、プレーオフを無敗で勝ち上がったアストロズが5点先制しながらプレーオフ最下位のフィリーズに逆転負けを喫したんですよ。100%アストロズが勝つと思ってみていたので驚きました。そしてオリックが勝つこともないわけではないなと思うようになりました。野球はやってみないとわからないものですね。
さて、その先発山崎福也。第2戦より良い感じでしたね。打撃は送りバントを命じられたりして思ったようには打てませんでしたが、ピッチングは前回より良かったです。やや危なくなってきた4回でしたが比嘉の力を借りることなく自力で3つアウトをとり5回まで投げました。これは助かる。また守備が良かったですね。中川、吉田正尚があわやという当たりをしっかり捕球してくれました。
問題の打撃も吉田正尚敬遠で満塁になったところで杉本が上手いことライト方向へ打ち1点先制。そして9回にも安達の出塁から紅林の投犠と失策がからんで1点。さらに西野の犠飛でもう1点と0-3にリードを広げました。
ここで内山が出てきたら嫌だなと思っていたのですが山田・村上・オスナのクリーンナップなのでその心配はありませんでした(が、だからといって良いわけではない)。
ダルビッシュさんのようにソロならOK、ソロならOKと唱えながらワゲスパックの投球を見ていましたが疲れも見せず無失点で抑えてくれました。
すごい、3連勝です。
今日はなんといっても山崎福也。この人は注目されると力を発揮するタイプなんでしょうか。このシリーズの救世主になっています。福也のポジティブさに宮城もついて行って欲しいぞ。余計なことを考えず、バッティングフォームのことだけ考えてれば大丈夫、だと思われます。