JALの機内BGMって、デイヴィッド・フォスターが作ったんですね。これを流せばいつでも機内気分です。マイク松ですこんにちは。
さて、今日はびわ湖毎日マラソンがありました。しかし大阪マラソンと統合された大会。走る場所も琵琶湖畔じゃなくて大阪市内です。でもシンコロのおかげで市民のランは中止。なんなんだと思います。
当サイトではなぜか毎年ペースメーカーに注目しています。今年はNTT西日本のワンブイとニャイロ、富士通の中村ががんばってくれました。というか頑張りすぎたというべきか。
3人は完璧なペースメイキングをしてくれました。1km3分をほとんど誤差なくキープ。自分の役割を全うして30kmまで走りきりました。給水は仲間の選手がまわしてくれたりしていました。
もちろん彼らの仕事ぶりはパーフェクトなのですが、ちょっと完璧すぎました。選手は安心して30kmまで何も考えずに後ろについていました。そんなので海外勢に勝てるとは思えないのですが、まずはスピードを上げることが大事なんでしょうね。
これからはペースメーカーは別の意味でペースを作ることが大事かもしれないです。不意にペースを上げたり下げたりするだけじゃなく、選手を混乱させたり。そうやって打たれ強い選手を増やしていくことも大事、少なくともそういうペースメーカーがいる大会を作ってもいいんじゃないでしょうか。たとえば、
- わからない外国語で話しかけたり質問したり突然怒鳴ったりする
- もうもってるのに自分のスペシャルドリンクを渡してくる
- 難解なクイズを出してくる
- 瀬古さんとかの似てないモノマネをしてくる
- タイガドラマのわからない歴史背景とかをしつこく確認してくる
- 走りながら漫才の練習をしてくる
- 分かれ道で3人それぞれのコースをとってくる
- 途中で踊り出す
ペースを作らない、ペースを乱すペースメーカー。これがのちの日本マラソンを強くすることになるとは思いもよらなかったでした…。