BSPの宝塚スペシャルラウンジみたマイク松ですこんにちは。長年の宝塚ファンの高橋英樹さんが「スポットライトが当たったときのかっこよさ、いいですよね」などとおっしゃってましたが、高橋さんの名乗りとか見得とかもすごい迫力でしたよ。しかも週一で毎回。
さて、スポーツがさーっぱり行われなくて、サンデースポーツも大変そうでしたが、昭和と平成のプロ野球ベストナイン企画をやったりしてがんばっているようでした。がんばってください。
その中の企画でこんな本が紹介されていました。
思わず本当にテレビを二度見してしまいました。ミッキー兄さんついに本を書いたかと思いましたが、これは尾車親方が2013年に書いた本でした。そうか。
尾車親方は現役時代はひざのけがに悩まされながらも、苦労して幕下から戻ってきたり、手術をして新しいがぶり寄りを会得して大関になったりと、困難を克服してきました。親方になってからも頸椎を損傷して寝たきりの危機になったりしましたが、懸命のリハビリで復活、今もリハビリを続けているそうです。
そんな親方がおっしゃるのは、
「大相撲でいう勝ち越し、つまり『八勝七敗』をキープする──。そういう生き方ができればいいなと思うのです。『八勝七敗』などというと、なんだかギリギリといった感じで、物足りなく思うかもしれません。(中略)生身の人間ですから、そうした波があるのは当たり前といえば当たり前です。しかし、星ひとつの差でもいい、最終的に『勝ち越し』の人生を送ることができたか。それが、人間として問われるのではないか」(p.160)
ということです。当サイトがずっといってきたことですが、親方も同じでしたか。よくよく考えれば、尾車親方は琴風ですから、ミッキー兄さんとは実は兄弟弟子なんですよね。そんなところでつながっていたとは。
まあミッキー兄さんは本当に相撲をやってたときにハチナナを続けていて、人生的にはかなり負け越しということはあるのですが、尾車親方のおっしゃるようなことを、アマビエさまと同じく象徴的な存在として実践しています。永世関脇→稽古場横綱→永世大関→象徴大関ということですね。みなさんもぜひ尾車親方の一代記、読んでみてください。なんでもいいからウイルスなくなれ~!!